データ作成時の注意点

 

作成の5つのポイント

1. データはCMYKで作成していますか?

印刷はC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色のインキでカラーを表現しますが、一方パソコンのモニターはR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)野【3色の光でカラーを表現します。
それぞれ表現できる色の領域は異なるため、印刷用データがRGBで作成されていると、印刷時に色がくすんでしまったり、意図しない色に変換される場合がありますので、データはCMYKで作成してください。RGBで作られているデータ、特色を使っているデータは強制的に4色もしくは1色に変換して印刷することになります。

 

2. ブラック、グレーは単色になっていますか?

色の3原色であるCMYは3色全てを100%で掛け合わせれば、原理的には黒100%になるはずですが、実際には濁った濃い茶色にしかなりません。これは印刷で使用するインクが純粋な原色ではないことが原因です。そこで印刷においては、黒を100%に近づけるためにCMYにスミ(=K)を加えて4色でカラー印刷を行います。
データを作成する際に、黒い文字やオブジェクトは黒100%で作成してください。黒い文字が4色の掛け合わせで作られているデータは、色数値の通り4色のインクを掛け合わせて印刷することになるので、意図せず文字が太って仕上がる場合があります。
 

3. フォントのアウトライン化、埋め込みはされていますか?

お客様が作成されたデータを当社で開く際にフォントが無いというトラブルを回避するためにも、イラストレーターのデータで入稿される場合はフォントのアウトライン化、PDF入稿の場合には、フォントの埋め込みを行ってください。アウトライン化とは文字情報を破棄して図形に変換するという処理。フォントの埋め込みとはフォントデータ自体をPDF内に埋め込む処理です。

 

4. 画像、透明機能の解像度は足りていますか?

印刷で必要な解像度は出力線数の2倍です。新聞で100線前後、カラー印刷だと150~175線なので、300~350dpiの画像解像度が必要です。また、透明機能を使う場合にも解像度の設定が必要であり、適切に表現するには画像と同じ程度の解像度を設定する必要があります。解像度が足りていない画像を使用したデータは印刷の仕上がりが粗ってしまう場合がありますのでご注意ください。

 

5. 塗り足しは付いていますか?

印刷は大きな紙に絵柄を複数付け合わせて印刷してから断裁するという工程になります。その際にトンボを基準にして断裁する際、発生する断裁のズレを補うものが塗り足しです。一般的に仕上がりサイズから3mm程度絵柄を広げて作ります。塗り足しが無い場合は、仕上がりの端に絵柄な乗らず白くなる場合がありますので、再度データを修正してから入稿いただくことになります。